1985年 界磁添加励磁方式の回生ブレーキ制御装置が山手線用に完成。東芝・東洋電機設計。当時の国鉄が次世代近郊形車両(211系)向けに開発したもの。実際には1985年の205系への採用が先となった。(BB046)(東洋電機技報109号 2003-11)
生産技術
三相交流の補助電源が必要であるが、位相制御用の半導体素子は小容量でよく、直巻電動機を使うため過渡特性が良い。
時代背景
電機子チョッパ制御は高価、界磁チョッパ制御は複巻電動機が架線電圧急変に弱く保守が多くなることから、国鉄に最適な新たな直流直巻電動機制御方式を開発することが求められた。