1971年営団千代田線6000系量産車が回生ブレーキ付きの本格的電機子チョッパ制御を採用。三菱電機製。以後の地下鉄新製車両は、高性能でトンネル内の発熱抑制効果の高い電機子チョッパがVVVF制御の登場まで全盛となった。
(鉄道ピクトリアルNo.726 2003.1 p32)(東洋電機技報109号 2003-11)
生産技術
1965年に我国初の発電ブレーキ式チョッパ制御(三菱電機製)の現車試験が営団・荻窪線で実施された。
回生ブレーキ付チョッパ制御は、1968年一次試作車、1969年二次試作車により実施された。
記事
1967年、国鉄が101系を改造した回生ブレーキ付きチョッパ制御(東芝製)の車両を横須賀線で現車試験をしている。
同年、回生ブレーキ付きチョッパ制御(東洋電機製)の車両を東京都地下鉄で現車試験を実施。これが、我国初の本線上での回生試験となった(変電所に抵抗設置)。(東洋電機技報109号 2003-11)
なお、日本初の営業用チョッパ制御車(力行のみで回生ブレーキは無い方式)は、1970年の阪神7001形車両で運転された。