1969

1969　世界初　界磁チョッパ　回生ブレーキ制御

阪急2800形（２８４７号車）,東急8000系

記事番号B400

１９６９年、世界で始めて阪急電鉄２８００形（２８４７号車）に、東洋電機製の界磁チョッパ制御が採用された。同年、東急８０００系通勤電車が、日立製作所製の界磁チョッパ制御を搭載して営業投入された。複巻電動機の分巻界磁電流をチョッパ制御することにより回生制動を得る方式で、電機子チョッパ制御より安価に回生ブレーキが得られる利点があり、以後１９９０年代に現れるVVVF制御に代わるまでの間、大手私鉄を中心に多数製作納入された。(界磁チョッパ　Wikipedia)

生産技術

複巻電動機の分巻界磁電流をチョッパ制御することにより回生制動を得る方式

  • 東急8000系用界磁チョッパ制御装置
    写真提供　(株)日立製作所

  • 東急電鉄8000形主制御器 MMC HTR-20A
    写真提供　東急車輛製造(株)

  • 東急電鉄8000形界磁チョッパー装置(前面)
    写真提供　東急車輛製造(株)

  • 東急8000系界磁ﾁｮｯﾊﾟ
    東急電鉄8000形界磁チョッパー装置(背面)

  • 東急電鉄8000形
    写真提供　東急車輛製造(株)