1960

1960 日本初 交直制御電車

国鉄401系(50Hz)、421系(60Hz)、 制御器CS12

記事番号B500

1960年に試作先行車が製造され、翌年の1961年我が国初の交直流電車401系が常磐線取手〜勝田間用に新製された。これは、1957年に登場した直流電車101系の駆動系技術(CS12形制御装置、MT46A)にシリコン整流器を組み合わせて交直両用としたもので主制御器、主電動機は脈流を考慮したCS12B、MT46Bである。(WEB weblio)

生産技術

これは、1957年に登場した直流電車101系の駆動系技術(CS12形制御装置、MT46A)にシリコン整流器を組み合わせて交直両用としたもの
当時は50Hz用と60Hz用と周波数ごとに駆動系を分けて別の形式で設計・製造しており、401系が50Hz対応、421系が60Hz対応であった。

記事

421系(60Hz対応)は、北九州(鹿児島線)電化対応。

  • 401系
    出所 「100年の国鉄車両」(株式会社交友社)

  • 421系モハ422
    出所 「100年の国鉄車両」(株式会社交友社)

  • モハ422屋上機器
    出所 「100年の国鉄車両」(株式会社交友社)

  • RS1形主電流装置
    出所 「100年の国鉄車両」(株式会社交友社)