1957

1957 国鉄 電動カム軸制御初の共同設計

モハ90(後に101系と改称) 制御装置CS12形、電動機MT46形(100KW)

記事番号B250

1957年に中空軸並行カルダンと発電制動常用の電空協調を採用したモハ90が営業運転開始。この制御装置は、営団300形の電空協調、東急5000形の1カム電動機による2カム軸駆動、京急700形の1C8M制御と界磁短絡による発電制動遮断などを受け継いだ形のものである。(鉄道車両と技術No.142(08-3) p38)(東洋電機技報109号 2003-11)

生産技術

国鉄と国内電機メーカの共同設計(主担当:東芝)による高性能電車の技術成果を標準化した意味を持つ。

  • 国鉄101系用 MT46形主電動機
    写真提供 (株)東芝

  • モハ90
    出所 「100年の国鉄車両」(株式会社交友社)

  • CS12形主制御器(モハ90用)
    出所 「100年の国鉄車両」(株式会社交友社)