1957

1957 MCM電動カム軸制御装置 試作

阪神電鉄ジェットカー、1958 5001型試作電車

記事番号B240

MCMコントロールは、GEが開発した全電気式のパッケージ形制御装置。1954年ニューヨーク地下鉄R16に使用したもので、小型軽量の究極のカム式と云われる。1957年阪神ジェットカーが試作機器を搭載試験し、1958年5001型電車を試作した。GEのライセンス生産品である東芝MC-3Aを搭載。後に、日本の制御器が全電気化し、小型化していくための大きな刺激となった。(鉄道車両と技術No.142(08-3) p38)
5001型電車:車両技術No.41p18〜(1958.2)

生産技術

1957年阪神ジェットカーが試作機器を搭載試験し、1958年5001型電車を試作した。GEのライセンス生産品である東芝MC-3Aを搭載。

  • 阪神電鉄 ジェットカー5200形(S36甲子園)
    出所 「写真で見る電車の70年 日本の電車」(鉄道図書刊行会)

  • 阪神電鉄ジェットカー
    写真提供 日本車輌製造(株)

  • 阪神電鉄ジェットカー)
    写真提供 日本車輌製造(株)