省電モハ10(旧形式デハ63100)はPC(電空カム軸制御装置)を採用。マスコンは、省形式MC1A形(MC1は、GE製C-36の改良形マスコン)。PCは、GEのライセンスを得た芝浦がRPC101(後の省形式CS1)を製作した。
日立はPR150(後のCS2)をGEのパテントを避けて独自に開発・製作したが敵わず、1930年から統一設計会議が鉄道省の音頭で開始され、1932年制定の省形式CS5で共通化された。(WEB 鉄道技術史 p7)(東芝交通事業100年のあゆみ p29)(東洋電機技報109号 2003-11)
生産技術
鉄道省初の国産制御装置 CS1形:
PC(電空カム軸式制御装置)
電動機出力 150PS×4
1930年から統一設計会議が鉄道省の音頭で開始され、1932年制定の省形式CS5で共通化された。