1914

1914 日本初 大容量制御のための間接制御

近鉄モ200(元大阪電気軌道デボ1)

記事番号B050

1914年大阪・奈良間の大阪電気軌道に電車デボ1がデビュー。生駒山越えの連続急勾配対応に123KW×2の電動機とし、単行運転でありながら大容量制御のため間接制御を採用した。制御方式は、当時高級のMK式(手動進段式)。(鉄道車両と技術No.141(08-2) p41)

生産技術

車両製造は、汽車製造株式会社で、1913年2月製造。
軌間1435mm
定員100人
車両長 14,820mm
重量 22.44t
主電動機123KW(アメリカGE社製)×2

記事

近畿日本鉄道株式会社の前身大阪電気軌道の電車第一号である。

  • 大阪電気軌道(近鉄の前身) デボ1形
    近畿日本鉄道(株) 五位堂検修車庫内保存撮影