2001年(平成13年)1月営業開始の京王9000系で、側構体の幕板を分割して、入口枠と一体化した、「日車式ブロック工法」が採用された。
生産技術
ステンレス車においては従来は幕板が車体全長にわたり一枚物で通っており、キャンバーをつける際に作業性が悪かった。ブロック工法では入口ごとに分割線を入れることで、キャンバーをつける作業を容易にしている。
時代背景
構造見直しによる工数削減
記事
京王9000系のほか、小田急3000形(2001年)、名鉄300系(2002年)、京成3000形(2003年)、横浜市交通局3000R形、名臨高速1000形(2004年)などで採用