初代新幹線電車は、世界で始めて200km/h以上の営業運転を達成したもの。営業最高速度210km/h。これまでは、在来線の110km/h。
車体長24.5m、車体幅3,380mmと非常に大型の流線型モノコック構造車体である。在来線車両より5m長く、50cm以上(151系に対しても約43cm)広い。
デザインは、空力特性を考慮して形状を決定された。設計に携わった国鉄技術者で、かつて旧・日本海軍の技術将校でもあった三木忠直は、日本海軍の双発爆撃機「銀河」をデザインモチーフにしたと話している。
(Wikipedia)
生産技術
<世界初 高速新幹線用 大型軽量化構体 製造>
従来にない破格の大型車体であるが、1mmから6mmの範囲で部材の板厚を細かく変更し、必要に応じ高耐候性圧延鋼材(SPA-C)・熱間圧延軟鋼板(SPHC)・一般構造用圧延鋼材(SS)と鋼材の種類を使い分けることで、設計当時の技術で実現可能な普通鋼製車体としては限界の軽量化に近い、公称構体重量10.5tを実現した。
記事
試験車両 951-1 川崎車輛(現、川重)製、951-2 日車製
1000形1002(日車)が初の新幹線試作車。A編成と呼ばれ、後に事業用車941形となる。
川崎車輛(現、川重)製は、後の921形事業用車
(「100年の国鉄車両(国鉄編集、交友社S50) 」p487による)