1952

1952〜54 モノコック構造または高張力鋼による軽量構造車 続出

京王2700系、近鉄2250系、京阪1800系、京成700系、東急5000系

記事番号A120

1952年から続々と軽量化構造の電車が登場した。京王2700系は台枠を高抗張力の型鋼を用いたもので1952年度運輸省研究補助金交付のもとに日車が開発したもの。1953年には近車が近鉄2250系を、川崎車輛(現、川重)が京阪1800系をそれぞれモノコック軽量化構造で製作した。1953年には帝国車輛(後、東急車輛に併合)が京成700系、東急電鉄 横浜製作所が東急5000系をいづれも1953年度の運輸省補助金の交付を受けて、モノコック構造で製作・納入している。(Wikipedia)

生産技術

<モノコック構造 車体製作>

記事

東急5000系いわゆる「あおがえる」は、熊本電鉄で現在(2010年)も稼働している。

  • 東急5000形(S29年)
    出所 「写真で見る電車の70年 日本の電車」(鉄道図書刊行会)

  • TKK5000型解説書の一部
    出所 「写真で見る電車の70年 日本の電車」(鉄道図書刊行会)

  • 東急電鉄旧5000形 外観
    写真提供 東急車輛製造(株)

  • 東急電鉄旧5000形 構体
    写真提供 東急車輛製造(株)

  • 東急電鉄旧5000形 室内
    写真提供 東急車輛製造(株)

  • 東急電鉄旧5000形 台車・TS-301
    写真提供 東急車輛製造(株)