1935

鋼製張り上屋根の採用

国鉄 モハ52形

記事番号A085

強度向上と軽量化のため、前年度の試作車を経て、金属製の屋根が本格的に採用された。その後、5年程度の間に製作された車両には、様々な構体構造を試みられたものがみられたが、戦時色が強まるにつれて元の木製屋根構造が復活することとなった。

生産技術

<国鉄初 鋼製張り上屋根構造車両 製作>

  • モハ52形
    出所 「写真で見る電車の70年 日本の電車」(鉄道図書刊行会)

  • モハ52[クモハ52]形
    出所 「100年の国鉄車両」(株式会社交友社)

  • モハ52第2次編成
    出所 「100年の国鉄車両」(株式会社交友社)

  • モハ52003室内
    出所 「100年の国鉄車両」(株式会社交友社)

  • モハ52形半鋼製(1次車)電車
    写真提供 川崎重工業(株)