鉄車工について

事業


各種調査・研究事業

鉄道車両工業の振興のため、各種の調査・研究事業を推進しています。

● 鉄道車両生産の活性化・円滑化に関する活動

 車両生産委員会及び4つの小委員会(生産管理、車両生産、電機・ぎ装、台車)における活動を通じて生産管理技術、生産技術、品質管理等の業界共通の課題を検討し、鉄道車両の生産技術及び品質管理の向上、安全性の確保等に寄与しています。

● 鉄道車両生産実績の調査・取りまとめ

 会員会社の協力を得て、鉄道車両の生産動態に関する調査を定期的に実施し、その結果を毎年「鉄道車両等生産年報」として発行しています。この年報は、会員会社を始め、図書館や官公庁、経済団体等にも配布しており、会員会社における生産活動の向上・発展に活用されているほか、広く一般においても、経済動向の調査・予測、鉄道輸送関係の調査・研究等に活用いただいています。

 
鉄道車両等生産年報   生産統計グラフ

● 鉄道車両の需要予測

 鉄道車両生産の需要予測を行い、その成果を取りまとめて「鉄道車両の生産動態と需要見通し」として会員会社に配布しています。
 この予測結果は、「鉄道車両等生産年報」と同様、会員会社における生産活動に活用いただいています。

● 環境保全に関する活動

 日本経団連の会員団体として、環境自主行動計画及び低炭素社会実行計画に参画し、産業廃棄物及び温室効果ガス排出に関するフォローアップ調査を毎年実施して、その結果を日本本経団連に報告しています。

● 電子情報化に関する活動

 会員会社、鉄道車両工業業界及び異業種における電子情報化の実態調査等を実施しており、その結果を会員会社に公表し、会員会社における電子情報化の推進に活用いただいています。

● 日本鉄道車輌工業会表彰等

 当工業会の表彰規程に基づき、会員会社の役員、社員及びこれに準ずる方を対象として、鉄道車両工業の発展に貢献した方の表彰を行っています。毎年、「鉄道車両工業功労者表彰」、「鉄道車両工業精励者表彰」、「鉄道車両工業卓越技能者表彰」の3分野で表彰しています。
 また、叙勲、褒章、国土交通大臣表彰及び厚生労働大臣表彰についても、候補者を推薦しています。

技術等の調査・研究事業

鉄道車両に関する技術等の調査・研究事業を推進しています。

● JRIS(鉄車工規格)の整備

 欧州において戦略的に進められている鉄道関係規格の整備に対応して、鉄車工規格として、我が国の鉄道車両工業界及び鉄道事業者において必要とされる規格の整備を精力的に進めています。

Dシリーズ特定の鉄道事業者と製造者とで開発した製品及びシステムが実証され、他の事業者への活用
        が期待できる技術分野
Eシリーズ廃止されたJISのうち、鉄道車両工業界で継続して使用する技術分野及び派生分野
Jシリーズ旧国鉄の規格(JRS)のうち、鉄道車両工業界で継続して使用する規定内容、関連する規格体
        系に属する技術分野及び派生分野
Rシリーズ多くの鉄道事業者及び製造者が標準的に採用しているJRIS規格技術分野  
Wシリーズ多くの鉄道事業者及び製造者が使用する各種の作業標準分野
 また、我が国の鉄道技術の海外への展開に活用できるよう、JRISの英語訳を進めています。

● JRISハンドブック

 JRISを利用しやすいよう、①共通、②車体、③ぎ装、④配管、⑤電線、⑥電気機器、⑦ブレーキ、⑧台車 に分類した全8巻の「JRISハンドブック」を発行しています。なお、定期的に、制定・改定した規格を収録した最新のハンドブックにしています。

● 鉄道車両関係JIS(日本工業規格)原案の作成                

 鉄道車両に関するJISの審議団体として、JISの制定、改正の原案作成を行っています。鉄道車両業界からの要請に基づき、国際規格と整合化を図ったJISや海外展開に必要なJISの原案を作成しています。

● 国際規格案の審議活動
  
 鉄道関係のIEC規格、ISO規格への対応は、(公財)鉄道総合技術研究所/鉄道国際規格センターが担当しています。当工業会はこの審議に協力するとともに、国内規格に関する情報を提供しています。

広報・事業教育

鉄道車両に関する知識の普及活動として、各種の広報・教育事業を推進しています。

● 機関誌「鉄道車両工業」の発刊

 機関誌として、年4回「鉄道車両工業」を発刊し、会員会社を始め、図書館、官公庁、経済団体、鉄道関連団体等に広く配布し、鉄道車両工業に係わる情報の発信・広報を行っています。定例記事として、「トップに聞く」、「新製品と新技術」、「海外鉄道時評」、「業界トピックス」、「事業所訪問」、「工業会活動報告」、「標準化情報」等を掲載しています。

● 専門技術情報誌「車両技術」の発刊

 専門技術情報誌として、新造車両の仕様・諸元・形式図・機器配置図・台車等の情報を詳細に掲載した「車両技術」を年2回発刊しています。「車両技術」は、会員会社に配布し、技術情報の伝承に活用いただいています。
また、車種別の諸元・仕様等のデータ集である「車両要目表」を取りまとめています。

 
鉄道車両工業   車両技術

● 鉄道車両講習会、試乗会・見学会の実施

 鉄道車両工業に携わる人材の養成のため、鉄道車両の基本的な内容の基礎コースと、より高度な内容の一般 コースの講習会を年4回程度開催しています。一般コースでは、官公庁の政策動向、研究機関の研究開発課題、海外の鉄道事情、大手鉄道事業者のメンテナンス等、個々の企業では得られにくい情報をテーマに開催しています。
 また、鉄道事業者の協力を得て、新造車両の試乗会、車両検修施設等の見学会を実施しています。

   
鉄道講習会   試乗会   見学会

● ホームページによる情報の発信

 一般ページ、会員ページ(ホームページ会員限定)及び英語版のホームページを設け、鉄道車両関連の国内外ニュース・生産統計データ・出版物・規格等をタイムリーに広く発信しています。
 また、「鉄道車両産業技術バーチャル博物館」を設け、「鉄道車両産業技術年表」として、鉄道車両の車種別(電車、機関車、気動車、客車、貨車)、構成品別(車体、電動機、駆動装置、ブレーキ等)の鉄道車両に係わ る技術開発の歴史、生産技術の進歩等を掲載しています。
さらにホームページ会員は、鉄車工が保管している各種資料を掲載した「鉄車工資料館」及び「鉄車工正会員会社の沿革とその製品のあゆみ」も閲覧することができます。

 
バーチャル博物館   バーチャル博物館/鉄道車両産業技術年表



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